【りそな銀行】退職金運用におすすめの定期預金プランやその他の金融商品を解説!

国内ではメガバンクに次ぐ規模の大手りそな銀行。

そんなりそな銀行の特徴は、自行で信託も取り扱う「都市銀行×信託銀行」の独自のビジネスモデル。

りそな銀行の担当者は一人ひとりが信託運用のノウハウを身に着けているそうです。

今回は本サイト管理人の佐々木達也(ささきたつや)がりそな銀行で退職金の運用をしたいという方のために、現在取り扱いのある様々な退職金運用向けプランの特徴をまとめました。

是非、退職金の運用プランを選ぶ際の参考にしていただけたらと思います。

>>退職金預け先ランキングはこちら

りそな銀行の退職金運用向けプラン

りそな銀行には様々な金融商品がありますが、中でも退職金や相続資金の運用には、受け取りから1年間だけ利用できる専用プランが用意されています。

そんなりそな銀行のイチオシの資産運用プランは、退職金や相続資金を受取られた方におすすめな以下の2コース。

  • 退職金コース
  • 相続資金コース

さらに、これから資産運用をこれからはじめる方、久しぶりに運用再開される方におすすめな以下のコース。

  • 新規コース

この記事では、これら3つのコースの詳細説明とりそな銀行で購入可能なその他金融商品の簡単な紹介という構成でお話していきたいと思います。

では、それぞれのプランの条件を細かく見ていきましょう。

りそな銀行の退職金コース・相続資金コース

まずご紹介するのは、退職金や相続資金を受け取った方のために用意された専用プラン。

その名も「退職金コース」「相続資金コース」です。

(退職金 コース)退職金のお受取日から1年以内の方
(相続資金コース)相続資産を受け継いだ日から年1以内の方

この「対象者」こそ異なるものの、この二つのコースの仕組みはほぼ同じ。

ですので、この記事では2つのコースをまとめてご紹介したいと思います。

これらのコースには2つの異なるプランが用意されています。

  • 3カ月間特別金利が適用される「特別円定期」単体プラン
  • 投資信託またはファンドラップと円定期のセットプラン

これらはどちらもお馴染みの円定期預金をベースとしていますが、単体で運用するか、それともセットプランで運用するかでその適用金利が変わってきます。

まずはこの「特別円定期」プランから詳細を見てみましょう。

退職金コース・相続資金コース:「特別円定期」の場合

こちらの「特別円定期」プランは、投資信託などの投資は不安だ、リスクをかけたくないという方のために用意されたシンプルで分かりやすい単体プランです。

プランの詳細は以下の通り。

対象者 「退職金コース」退職金のお受取日から1年以内の方
「相続資金コース」相続資産を受け継いだ日から1年以内の方※資産を受け継いだ日が確認できる書類の提示が必要。
※相続資金が不動産などの現金以外の場合、現金化すれば申込が可能。ただし、相続から3年以内に現金化し、現金化後1年以内の資金に限る。
※投資に関する考え(投資のご経験、投資方針等)について回答できる方
※一人1回限り利用可能
預入金額 お申込総額500万円~退職金または相続資金の受取金額まで(上限1億円)
期間 3ヶ月
金利 年0.1%(税引後 年0.079%)
満期後の適用金利 満期時点(申し込みから3カ月)の一般円定期預金3カ月ものの店頭金利を適用

こちらの「特別円定期」プランは、申込金額のすべてを円定期預金として預け預けるシンプルな仕組みで、リスクが低く限りなく安全なプランと言えるでしょう。

そんな「特別円定期」プランの利点は、金利の高さ。

通常の定期預金では年率0.002%程ですが、この専用プランでは50倍の年率0.1%を適用してくれます。

しかし注意するべきは、特別金利の適用期間。

多くの退職金専用プランでは、特別金利の適用は申込から3カ月間のみとなっていて、その後は通常の3カ月ものの定期預金の金利が適用される設定になっています。

仮に500万円を「特別円定期」プランで預けると、得られる税引後の利子は3カ月間で約980円。

その後は通常の円定期の金利が適用されるため、500万円を1年運用したとしても、税引後の利益は1000円前後といったところでしょう。

一般の定期預金金利との50倍の金利差はとても大きいと感じますが、一つ補足をすると、ネットバンクなど銀行の中にはより高い金利を設定しているものもあるんです。

ですので退職金の運用にこのプランを利用するにしても、3カ月満期で解約し、さらに金利の高い別の銀行のプランや運用商品に乗り換えるのも良いかと思います。

逆に、このプランの対象期間は退職金・相続金を受け取ってから1年以内となっていますので、期間内であれば他の銀行のプランを利用した後で、りそな銀行に切り替えるということも出来るでしょう。

では次に「退職金コース」「相続資金コース」のもう一つのプランを見てみましょう。

退職金コース・ 相続資金コース:「投資信託・ファンドラップ」の場合

こちらは、申込金額を「定期預金」「投資信託またはファンドラップ」へ分けて運用するプランです。

「使い道の決まっている資金は「定期預金」として安全に保管し、当面使う予定のない余裕資金は「投資資金」として運用益を狙いたい」

という方のために用意されたプランのようです。

まずは簡単に申込条件を見てみましょう。

対象者 「退職金コース」退職金のお受取日から1年以内の方
「相続資金コース」相続資産を受け継いだ日から1年以内の方※資産を受け継いだ日が確認できる書類を提示が必要。
※相続資金が不動産などの現金以外の場合、現金化すれば申込が可能。
ただし、相続から3年以内に現金化し、現金化後1年以内の資金に限る。
※過去にこのプランで運用した相続資金での再度利用はできません。
預入金額 総額500万円以上
内訳:
①ファンドラップまたは投資信託(申込金の50%以上)
②円定期預金(申込金の50%以下)りそな銀行に振込または他行から預替えた退職金/相続金での申込みとなります。
退職金/相続金が500万円以下の場合も、新規の預入資金にて補填が可能です。※新規の預入資金の条件
現金、振込、小切手によりりそな銀行へ過去1ヵ月以内に入金されたご資金。
りそな銀行の金融商品で運用していた資金、りそな銀行・埼玉りそな銀行・関西みらい銀行から入金した資金は対象外。
期間 3ヶ月
金利 年3.0%(税引後 年2.390%)
※預入金額総額1000万円以上の場合は年5.0%(税引後年3.984%)
満期後の適用金利 満期時点(申込みから3カ月)の一般円定期預金3カ月ものの店頭金利を適用

このプランでは、投資信託またはファンドラップをセットで申し込むことで、定期預金により高い金利が適用されます。

その適用金利は3.0%。税引後の金利でも2.390%あります。

ただ先ほどと同じく、特別金利の適用は申込から3カ月間のみとなっていますので注意しましょう。

さて、仮に申込金500万円で半分を定期預金とすると、定期預金250万円に対して得られる税引後の利子は、3カ月間で約14000円となります。

「特別円定期」プランでは、500万円の資金に対し3カ月間の利子が980円でしたから、250万円に換算すると半分の490円。やはりこの金利差は大きいですね。

さて、こちらのプランでは、申込資金の50%以上は投資信託またはファンドラップで運用することが条件となっていましたね。

投資信託とファンドラップは、どちらも資産運用をプロに任せて運用する投資方法のこと。

この運用のプロが数ある金融商品の中からいくつかを選定し、分散して投資をしてくれます。

ファンドラップと投資信託の違い

(ファンドラップ)
ファンドラップの場合は、一人ひとりの運用目的や状況に合わせた投資方針を組んで運用。

投資資産の分配や、投資先商品、運用、調整、報告まですべてを代行し、結果を報告してくれます。

(投資信託)
個々のケースに合わせて投資方針を組むファンドラップと違い、一般の投資信託では予め投資の方針が決まっています。

この方針に基づき、あなたやその他複数の申込者の資産を組み合わせて、分散投資を行います。

これを見ると、「資産運用のプロが代わりに運用してくれるなんて、なんて頼もしいんだ!」と思いますよね。

確かに投資信託やファンドラップは運用をプロに任せるため、手間要らずで、投資初心者が個人で投資するのに比べると安全性も高めとも言えるかもしれませんが、いくつか注意しなければならないことも。

そこで続いて「投資信託またはファンドラップ」と「定期預金」のセットプランを選ぶ際のメリットとデメリットを簡単にお伝えします。

メリット・定期預金で安全に資金を保持しつつ、残りの資産で投資の運用益が狙える
・投資もプロに任せるため手間いらず
デメリット・資金が元本割れする可能性がある
・運用成績によっては、手数料の方が高くなる場合がある

投資信託やファンドラップで投資する金融商品の価値は常に変動しています。

うまく運用できればハイリターンを得ることもありますが、逆に言うとあなたの元本を減らしてしまうようなマイナスを被ることもあります。

また、投資信託やファンドラップで運用を任せるには複数の手数料が発生します。

運用成績が芳しくない場合には、運用益より手数料の方が高くなってしまう場合もあるので注意が必要です。

このように残念ながらどんなにプロが運用してくれるからと言って、リスクがないわけではないので、もし投資信託やファンドラップとの抱き合わせプランを選ぶなら、

  • 手数料の高いものを避ける
  • リスクの高い金融商品を避ける

などのリスクヘッジを十分考慮して、投資商品を選ぶことが重要です。

では、続いて「新規コース」について見ていきましょう。

りそな銀行の「新規コース」とは

続いてご紹介するのは、りそな銀行おすすめの資産運用プラン「新規コース」

円定期預金と投資信託またはファンドラップの抱き合わせによる運用方法です。

りそな銀行の「新規コース」は、

  • これから資産運用を始めたい
  • 資産運用を久しぶりに再開したい

という方にお得なプランとなっています。

対象者 りそな銀行でファンドラップ、投資信託のいずれも、過去3年間保有していない方
※一人1回限り利用可能
預入金額 総額200万円以上
内訳:
①ファンドラップまたは投資信託(申込金の50%以上)
②円定期預金(申込金の50%以下)※りそなファンドラップの新規ご契約金額は300万円から可能。
期間 3ヶ月
金利 年1.0%(税引後 年0.796%)

このプランでは、

  • りそな銀行で過去3年間ファンドラップや投資信託の運用をしてない方

が対象となります。

この条件に当てはまる場合であれば、退職金や相続金の受取りから1年を過ぎてしまったという方も、その資金で申込可能ということですね。

このプランでも、投資信託またはファンドラップをセットで申し込むことで、定期預金により高い金利が適用されます。

申込みは200万円以上で、定期預金への配分は申込金の50%以下、50%以上を投資信託またはファンドラップに当てるという条件になっています。

その預入金額によって適用金利は異なりますし、適用期間も3カ月と短期ではありますが、1.0%~2.0%と魅力的な金利ではありますね。

有利な金利で定期預金ができ、投資の運用益が狙えるこのセットプランですが、既出の通り注意が必要な点もありましたね。

「投資信託またはファンドラップ」とのセットプランを選ぶ際のメリット、デメリットは前の章で再度しっかり確認をしておきましょう。

以上、りそな銀行で用意されている資産運用プランと退職金・相続金の受取者のみが利用できる専門プランをご紹介しました。

次は、ここまで何度も登場した投資信託ファンドラップについて詳しく見ていきましょう。

りそな銀行の投資信託・ファンドラップの特徴

先ほど投資信託やファンドラップは、どちらも資産運用のプロがあなたに代わって分散投資をしてくれる投資方法ですよ、と簡単にお伝えしていましたね。

ここでは、りそな銀行が取り扱う投資信託とファンドラップの特徴をそれぞれより詳しく見ていきましょう。

①りそな銀行の投資信託

まず、先に紹介した「退職金コース・相続資金コース」「新規コース」の申込金条件を思い出してみましょう。

(退職金コース・相続資金コース)
申込金は500万円以上で、その50%以上を投資信託かファンドラップで運用すること。

(新規コース)
申込金は200万円以上で、その50%以上を投資信託かファンドラップで運用すること。

でしたね。

つまり前者のプランでは250万円から、後者のプランでは100万円から投資信託を始めることができるということですね。

新規契約は300万円以上からと設定されているファンドラップと比べると、投資信託は割と少額から投資可能ということになります。

では、りそな投資信託の基本情報を見てみましょう。

投資対象 国内株式、外国株式・債券・不動産等を扱う投資信託商品
取扱信託商品数 約230種類
取引手数料 ※各手数料は信託商品ごとに料率が異なります。
必要となるもの 普通預金口座と投資信託口座の2口座
※口座の開設に本人確認書類およびマイナンバーが確認できる書類が必要

りそな銀行の投資信託では、約230種類ほどの信託商品(ファンド)の購入が可能で、銀行の中ではまずまずの品揃えです。

退職金コース・相続資金コース・新規コースの場合、店頭で担当者と相談のうえ申込みを行います。

窓口に行くと、担当者があなたの希望利回りや許容できるリスクの度合に応じて、数ある信託商品の中からおすすめのものをピックアップしてくれます。

それぞれの信託商品は性質の異なるいくつかの投資対象を設定していますので、投資信託で運用すれば自動的に資産と運用リスクを分散することが可能になります。

信託商品の特徴、必要手数料、そして当然ながら運用成績も、商品ごとにそれぞれ大きく異なります。

ではあなたが信託商品を選ぶ際、どのようなポイントをチェックすればいいのでしょうか。

【投資信託選びで注目するポイント】
  • 手数料が安い
  • 純資産額が低すぎない(50億円以上が理想)
  • 納得できる投資方針やリスクの取り方であるか

一つ目のポイントは手数料。

信託商品の購入にかかる購入手数料はゼロ、そして運用管理費用としての信託報酬は1%以下のものが好ましいと言えるでしょう。

特に信託報酬は、投資信託を保有中は常にかかるコストですので、中長期的な運用を目的とした投資信託の場合、低ければ低いほど良いでしょう。

二つ目のポイントは純資産額。

投資信託の規模は、純資産額という項目をれば一目瞭然です。

純資産総額の目安としては、余裕を持って50億円以上をキープしている物が良いでしょう。

純資産総額が10億円を切ると、信託商品の運用がストップしてしまう可能性もあるからです。

最後に最も重要なポイントが、ご自身で納得できる商品であるかです。

先に挙げた二つのポイントももちろんですが、信託商品の投資方針があなたが共感できる内容かということも最重要点として念頭に置いておきましょう。

商品の詳細は窓口でもご紹介されると思いますが、その前にご自身でもチェックしてみたいという方はりそな銀行のホームページにて確認も可能です。

▶りそな銀行 基準価格・ファンド一覧ページを見る

繰り返しにはなりますが、投資信託は様々な要因により価値が変動する金融商品に投資するので、場合によっては元本を割込みあなたの資金を減らしてしまう可能性もあります。

あなたの生活で将来確実に必要となる資産を割り当てるのは安全とは言えませんので、あくまでも余裕資金で運用をするようにしましょう。

それでは続いて、「投資信託・ファンドラップ」プランのもう一つの運用方法、ファンドラップについて見ていきます。

②ファンドラップ

りそな銀行のファンドラップは、投資の「方針目標設定、信託商品選び、運用、見直し、報告」まで、全てをあなたに代わって行ってくれるサービスです。

複数の投資家の資産を組み合わせて投資を行う投資信託と異なり、りそなファンドラップは完全にあなたのためだけのオーダーメイドプランとなっています。

そんなりそな銀行のファンドラップには、異なる運用方針に基づく2つのコースが準備されています。

りそなファンドラップ
(引用:りそな銀行 ファンドラップ

2つのコースの大きな違いは、資金の運用方針です。

「スタンダードコース」は、インデックスファンドで運用し、経済指標をベースに運用成果を狙うもの。

「プレミアムコース」は、アクティブファンドで運用し、経済指標以上の成果を狙うものです。

アクティブファンドとは、一般的な経済指標をベースとせず、ファンドマネージャーが独自の選定基準で銘柄を選んで集中投資という形をとります。

インデックスファンドでの運用と比べ、高い利益を得られる可能性もある一方、運用での損失リスクも高くなります。

いずれのコースでも、まずはあなたと担当者で打合せを行い、約60種類の運用パターンからあなたに合う投資方針を決定します。

方針が決まればあとは担当者が運用する信託商品を選定し、運用を開始。その後は、投資担当者からの年4回の運用報告を待つだけとなります。

これら全てをお任せするりそなファンドラップに掛かる手数料は、下記2種類。

①投資顧問報酬
「固定報酬型」「成功報酬併用型」から一つ選択。
②信託報酬
運用額に対し、年率で手数料が発生。

これらの手数料は最大料率と最小料率に幅があり、あなたの運用プランに応じて料率が確定します。

窓口で担当者の方と運用方針を決定する際には、これらの手数料を差し引いても十分な収益が見込めるのかを念頭に、過去の運用成績なども照会すると安心でしょう。

もしお勧めされた運用商品に少しでも不安を感じた場合には、その日は無理に契約せず、一旦持ち帰って考えてみるというのも大切です。

以上、りそな銀行で おすすめされている資金運用プランと、セットで申し込みが必要な投資信託、ファンドラップについてご説明をしました。

最後に、りそな銀行で他にどんな金融商品を扱っているのか、気になったので調べてみました。

受け取った退職金や相続金全てを投資に当てるのは難しいけれども、一部の資金でより少額から始めてみたいという方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

【りそな銀行】その他の金融商品

りそな銀行のホームページにはお金を増やしたい という項目があります。

ここでは、先にご紹介した資金運用プランや投資信託・ファンドラップのほかに、現在取り扱いのある5種類の運用方法が紹介されています。

  • ①NISA
  • ②定期預金
  • ③金銭信託
  • ④外貨預金
  • ⑤個人向け国債

詳しく紹介すると、かなり長くなってしまうので、ここでは簡単な種類の説明とメリットデメリットのみご紹介します。

りそな銀行の説明ページのリンクも貼っておきますので、気になった方は詳細を確認してみてください。

①NISA

2014年から制度がスタートし、今や広く知られるになったNISA。

そんなNISAをおさらいすると、「年間120万円の投資金まで、株や投資信託などの利益や配当金に対し課税しない」という制度になります。

通常は、投資で得た利益に対し20.315%の税金がかかりますが、NISA口座では一定額の利益までは非課税になります。

非課税対象 株や投資信託の運用利益や配当金
※配当金は受取方法が「株式数比例分配方式」である場合のみ非課税
非課税投資枠 毎年120万円まで(翌年への繰り越し不可)
※5年間で最大600万円
運用できる期間 5年間
(売却すると非課税枠の再利用は不可)
NISA口座資格 20歳以上 ※1人1口座のみ
制度利用可能期間 2023年まで
2024年には制度の内容が変更となります。

そんなNISAのメリットデメリットは、以下の通り。

メリット・株や投資信託の運用益、配当金が5年間非課税になる
・少額から運用可能
デメリット・損失が発生しても、通常の口座のような損益通算ができない
(利益と損失の相殺で税金を減らす方法がとれない)
・損失を3年間繰り越す「損失繰越」ができない
・NISAの株は「代用有価証券」にならない

②定期預金

「リスクのある運用方法は控えたい」
「高利回りよりも安全性を重視したい」

そんな方に向いているのが、定期預金。

満期までの一定期間は預け入れたお金が引き出せない代わりに、通常の普通預金よりも高い金利が約束されている金融商品ですよね。

「ゼロ金利」となった今、資金の運用効果ほぼないのですが、手数料も掛からず元本割れの心配もないため、安全に資金を保管するという点では良いかもしれません。

りそな銀行の定期預金には、顧客の様々なニーズに合わせ6つのプランがあるみたいです。

そんな、定期預金のメリットデメリットは以下の通り。

メリット・普通預金よりも金利が高い
・元本割れの心配がない
・手数料がかからない
・万が一金融機関が破綻しても、1,000万円までは預金保護の対象となる
デメリット・ほとんど利子はつかず運用効果が薄い

③金銭信託

金銭信託は、個人や法人が信託銀行等に金銭を預け、信託銀行等がその金銭を管理・運用するものです。

預かった金銭は企業に貸し付けたり、投資したりして利益を目指します。

投資信託では、運用は運用会社が、信託財産の管理は信託銀行が行います。

代わって金銭信託では、運用も管理も信託銀行が行います。

金銭信託の種類は大きく分けて、2つ。

(合同運用指定金銭信託)
希望の運用方法が同じ人たちの金銭をまとめて運用します。運用のタイプとしては、安定的に収益を確保することを目的とした運用。信託期間の満了時に元本に損失が生じた場合、信託銀行等が元本を補填してくれのが一般的です。
(実績配当型指定金銭信託)「合同運用指定金銭信託」の一種ですが、元本に損失が出ても補填はしてくれません。運用タイプは、「合同運用指定金銭信託」よりも収益性をより意識した運用です。りそな銀行にもこの2つのタイプの運用プランが用意されています。

そんな、金銭信託のメリットデメリットは以下の通り。

メリット・普通預金よりは利回りが高め
・預入金額が少額で始めやすい
・銀行が破綻しても元本保証
デメリット・配当率があまり高くない=一般定期預金レベル
・中途解約は原則不可(解約手数料が発生)
・信託銀行の貸付先企業が破綻すれば元本割れ

④外貨預金

外貨預金とは名前の通り、日本円ではなく外国の通貨で預金をすることです。あなたの持っている円資金を外貨に交換したうえで、預金をします。

ご存知の通り、現在の日本は「ゼロ金利」政策をとっています。ですから、日本円を普通預金で銀行に預けているだけではお金は一向に増えません。

そこで注目されているのが外貨預金。

現在は一般的に外貨の方が日本円より金利が高い傾向にあるため、それだけ受取る利子も多くなります。

もう一つのポイントは、為替利益。

外貨預金は、利子だけでなく、預入時と払戻時の為替レートの差により為替益が出る可能性もあります。

円預金と違い、外貨預金には手数料が掛かります。一つは、日本円から外貨へ交換する際の為替手数料。もう一つは、外貨から日本円に戻す際の為替手数料です。

これらの手数料は、取り扱う金融機関や通貨によってことなりますので、いくつかの金融機関の手数料を比べてみるといいでしょう。

そんな、外貨預金のメリットデメリットは以下の通り。

メリット・円預金に比べて金利が高い
・為替レート次第では為損益を狙える
・他通貨を保有することで分散投資の効果も
・外貨で引き出すことが可能
デメリット・為替の変動によっては元本損失の可能性がある
・為替手数料がかかる
・元本1000万円までの預金保険制度が対象外

⑤個人向け国債

国債とは、国が資金を広く借り入れるために発行する「債券」のことです。

つまり、国債を買う=国にお金を貸してあげるということになります。

この国債を購入し、決められた満期まで保有をすると、満期時に元本と利子が戻ってくるという資金運用方法です。

個人で購入が可能な国債は「個人向け国債」と呼ばれ、満期ごとに下記3種類から選ぶことが出来ます。

①「固定3年」
固定金利型で満期は3年
②「固定5年」
固定金利型で満期は5年
③「変動10年」
金利型で満期は10年

個人向け国債のポイントは「安全性」「金利」

日本政府が発行する国債は、国が責任をもって皆さまから借りた資金と金利の支払いを保証しているので、安全性は高いでしょう。

金利は固定型、変動型いずれの場合も最低金利0.05%が設定されていて、一般的な定期預金よりも金利が高い傾向にあります。

国債は銀行や証券会社などで購入が可能です。

国債の購入にも様々なお得なプランがありますので、いくつかの金融機関を比べてから決定するのがいいでしょう。

そんな、国債のメリット・デメリットは以下の通り。

メリット・国による保証で安全性が極めて高い
・定期預金よりも金利が高い
・少額~高額まで投資金額の自由度が高い
デメリット・途中解約すると一定割合が差し引かれる
・投信やヘッジファンドと比べ収益性が低い

りそな銀行の退職金運用レビュー まとめ

この記事では、りそな銀行おすすめの資金運用プランと、その他の商品ラインナップをご紹介しました。

全体を見通しての私個人の感想としては、退職金、相続金の運用を目的としたりそな銀行の専門プランは、他行に比べて素晴らしく優れているとは言えないかなという印象です。

実際に退職金の運用でご利用される際は複数商品を比較・検討してご自身にぴったり合った商品を選択できると良いでしょう。

>>退職金預け先ランキングはこちら

本記事内の情報は執筆時時点の情報となります。最新の情報は各銀行ホームページにてご確認頂くことをおすすめいたします。

平均年利10%超を継続!退職金運用・資産運用ならBMキャピタル

「退職金が入ったので資産運用をしてみたい」
「自分で投資するのは不安」
「実績のある会社やプロの投資家に運用を任せたい」

上記のような悩みを持っている人には、日本のヘッジファンド「BMキャピタル」がおすすめです。

BMキャピタルの特徴

  • 平均年間利回り10%超を10年以上継続
  • 2013年の運用開始からマイナス運用の年ゼロ
  • 直近6年で資産価値2倍

資料請求や運用の相談は無料。面談では営業トークとかもないので、まずは詳しい話を聞いてみて、それ後じっくり検討するのがおすすめです。

佐々木達也
最低投資額は1000万円〜ですが、1000万未満でもケースバイケースで投資できるみたいなので、まずは問い合わせてみてくださいね。

>>BMキャピタルの詳細はこちら