BMキャピタルの実質利回りは何パーセント?手数料を差し引いて検証してみた

BMキャピタルは平均年間利回りが10%以上と、かなり安定的な運用をしています。

しかし、投資家が一番気になるのは、手数料を差し引いた実質利回り。

以前に当ブログの別記事⇓で紹介させていただきましたが、BMキャピタルの手数料は馴染みの深い投資信託と比べると高額です。

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BMキャピタルの手数料は高い?主な手数料を投資信託と比較して解説

では実際のところ、BMキャピタルで運用をした場合、私たち投資家の手元に残る実質利回りはどのくらいになるのでしょうか。

本記事ではBMキャピタルの実質利回りについて、具体的な数字とともにシミュレーションをし、解説していきたいと思います。

BMキャピタルの平均年間利回りは10%以上

BMキャピタルの平均利回りは年10%以上
引用:BMキャピタル公式サイト

まず前提として、BMキャピタルの平均年間利回りは10%以上あります。

例えば、1000万円を1年間運用した場合。

1000万円(元本) × 10%(利回り) = 100万円(利益)

各手数料を差し引かなかった場合は100万円の利益がある計算になりますが、ここからBMキャピタルの手数料が差し引かれたものが実質利回りということになります。

BMキャピタルの手数料は何がある?

BMキャピタルの手数料は主に以下の3つです。

BMキャピタルの手数料

  • 申し込み手数料
  • 管理手数料
  • 成功報酬

詳しく見ていきましょう。

BMキャピタルの申し込み手数料は4〜5%程度

BMキャピタルの申し込み手数料は、出資金額に対して4〜5%程度。

例)申し込み手数料が4%だった場合、1,000万円出資すると、40万円が申し込み手数料として差し引かれます。

1,000万円(出資金)× 4%(申し込み手数料)= 40万円

BMキャピタルの管理手数料は5%程度

BMキャピタルの管理手数料は、年間で運用残高の5%程度。

例)運用手数料が年5%だった場合、運用残高が1,000万円だとすると、50万円が管理手数料となります。

1,000万円(運用残高)× 5%(運用手数料率)= 50万円(運用手数料)

BMキャピタルの成功報酬率は30~50%

BMキャピタルの成功報酬は「ハイウォーターマーク方式」を採用しており、プラスになった利益の30%~50%を支払う方式です。

「ハイウォーターマーク方式」とは?

「ハイウォーターマーク方式」とは、簡単に説明すると、ファンドの成績が過去の最高益を超えた場合について成果とみなし、成功報酬を払う方式。

この方式はヘッジファンド業界で広く支持され、全体の75%以上で採用されていると言われ、BMキャピタルもその例に漏れません。

例)1000万円を預ける場合

  • 成功報酬はプラスになった利益の50%
  • 1期目1000万円が1200万円に増えた
  • 2期目は1100万円が1000万円に減った
  • 3期目は1000万円が1200万円に増えた
  • 4期目は1200万円が1300万円に増えた

1000万円(元本)⇒1200万円⇒1000万円⇒1200万円⇒1300万円と推移した場合、結果的に増えたのは300万円となり、支払う成果報酬は150万円となります。

300万円(結果的に増えた利益)×50%(成果報酬率)=150万円(成果報酬)

計算・補足が気になる方はこちら▼ ※管理手数料は除いて計算しています

「ハイウォーターマーク方式」の計算・補足

・1期目:1000万円→1200万円
※成功報酬は、(1200万円-1000万円)*50%=100万円
※運用金額は1100万円に
※最高益は1200万円

・2期目:1100万円→1000万円
※成功報酬は、利益が無いのでなし
※運用額は1000万円に
※最高益は変わらず1200万円

・3期目:1000万円→1200万円
※成功報酬は、最高益の1200万円を超えていないのでなし
※運用額は1200万円に
※最高益は変わらず1200万円

・4期目:1200万円→1300万円
※成功報酬は、最高益を100万円こえたので、(1400万円-1300万円)*50%=50万円
※運用額は1250万円に
※最高益は1300万円に

ちなみにBMキャピタルの成功報酬は、4半期ごとの決算時に徴収されます。

>>BMキャピタルの手数料についてはこちらで解説しています

BMキャピタルに投資した際にかかる税金はどのくらい?

BMキャピタルで得た利益は、総合課税で課税されます。

総合課税とは簡単に言うと、年収や、投資をして得た利益などその他の収入に合算して課税される方法です。

以下の表の通り、所得(年収+BMキャピタルで得た利益+その他の利益)に応じて課税されます。

ただし、税金は「確定分」になりますので、ヘッジファンドの解約・出金をした際に利益が手元に戻って来る時に課税されることを覚えておきましょう。

課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え 4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

(参考:国税庁

1000万円をBMキャピタルで1年間運用した場合の実質利回り|シミュレーション

あなたは資金1000万円を1年間BMキャピタルで預ける決意をしました。

以下のような条件の場合、実質利回りがどのくらいになるのかシミュレーションをしてみましょう。

  • +10%の利益が確定した
  • 申し込み手数料:出資額に対して4%
  • 管理手数料:年間で運用残高の5%
  • 成功報酬:プラスになった利益の50%

手数料を引いた実質利回り

まず初めにかかるのは申し込み手数料です。

①申し込み手数料:出資金額に対して4%
1000万円×4%=40万円(申し込み手数料)
1000万円-40万円=960万円(実質運用資金)

実質運用資金の950万円を1年間預け、+10%の利息が確定しました。

960万円(実質運用資金)+10%(利回り)=1056万円(運用残高)

次にかかるのは管理手数料と成功報酬です。

管理手数料と成功報酬は、厳密には日割りだったり月割りだったりと毎月変動しますので、管理手数料は初期運用額に対して5%、成功報酬はプラスになった利益に50%かかるとして計算します。

②管理手数料:年間で運用残高の5%
960万円×5%(管理手数料率)=48万円
1056万円(運用残高)-960万円(元本)- 48万円(管理手数料)=48万円(利益)
③成功報酬:プラスになった利益の50%
48万円(利益)×50%=24万円

つまり、BMキャピタルで1年間運用し、利回りが10%だった場合、960万円が984万円になり、実質利回りは2.5%ということになります。

ちなみに、利回り別に計算した実質利回りがこちらです。

運用利回り 実質利回り
10% 2.5%
15% 5%
20% 7.5%
25% 10%
30% 12.5%
35% 15%
40% 17.5%

ここでは大まかに計算しましたので、しっかりと日割り・月割りした場合の額面を知りたい方はBMキャピタルの担当者に直接確認すると良いでしょう。

ちなみにBMキャピタルではお問い合わせ・資料請求・面談は無料ですので安心です。

BMキャピタル公式サイトから問い合わせる

補足①|税金を引いた実質利回り

BMキャピタルに投資した際ににかかる税金はどのくらい?」で解説しましたが、BMキャピタルで得た利益は、総合益(あなたの年収+BMキャピタルで得た利益+その他の利益の総合)が表の額に応じて課税されます。

また、課税されるのは「確定分」です。

つまり、ヘッジファンドの解約または出金をして利益が手元に戻って来たときに課税されるということを覚えておきましょう。

課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円を超え 330万円以下 10% 97,500円
330万円を超え 695万円以下 20% 427,500円
695万円を超え 900万円以下 23% 636,000円
900万円を超え 1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円を超え 4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超 45% 4,796,000円

(参考:国税庁

補足②|BMキャピタルでは解約手数料がかからない

BMキャピタルでは原則、解約手数料なしで払い戻しを受けることができます。

解約をしたい場合は、各四半期決算の60日前までに解約の旨を担当者に連絡をしましょう。

BMキャピタルの解約タイミング

BMキャピタルの解約タイミングは3ヵ月ごとです。
解約期間

ちなみに運用成績については、四半期ごとの決算のあと、翌月の下旬ごろにメールにて発送される運用報告書で確認が可能です。

補足③|BMキャピタルでの運用は長期運用を前提とする

BMキャピタルの年間利回りは、平均すると10%以上です。

つまり実際の運用では、10%の時もあれば15%、それ以上の場合もあり得るということ。

ただし注意点として、BMキャピタルでは今のところマイナスになった年はゼロですが、これから先どうなるかは誰にもわかりません。

投資の将来性については、どんなに優秀なファンドマネージャーにも予測をすることができないのです。

そこで、BMキャピタルで運用をする場合だけでなく、投資をするうえで大切な原則の一つ「長期投資」を実践することで、損益の振れを軽減させる効果が期待できます。

リスクとリターンの振れ幅比較

1年目で実質利回りが少なかったからと焦って解約をしてしまうと、かえってマイナスになってしまう場合も十分にありえるのです。

実質利回りが思ったよりプラスにならず、不安になった場合は担当者に相談してから解約をする・しないを決めることをおすすめします。

調査結果|ヘッジファンドの手数料は高い方がリターンが高い

BMキャピタルを含むヘッジファンドの手数料は一般的な投資信託に比べると高額に設定されています。

しかし、Bloombergが掲載した記事によると、ヘッジファンドの手数料は高い方がリターンが高くなるということがわかったのです。

以下はBloombergの記事で、英国の一流銀行であるバークレイズが調査した結果となります。

バークレイズのキャピタル・ソリューションズ・グループによる最近の調査によれば、最も高い料金を徴収するヘッジファンド会社はより安価なところよりも長期的に高いリターンを上げる傾向があった。高額料金のファンドは業界の著名企業である場合が多い。バークレイズは約290のヘッジファンドの手数料とリターンを調査した。

複数のトレーダーを採用してさまざまな市場に投資するマルチマネジャーファンドのパフォーマンスが最良のグループに入った。また、顧客が運用コスト、ポートフォリオマネジャーの報酬、その他費用を全て負担する「パススルー」システムのファンドが「優れた純リターンを生み出した」という。部分的なパススルーまたはこうした料金を課さないファンドに比べ、ベンチマークを上回るリターンであるアルファも大きい傾向があった。

引用:Bloomberg

ヘッジファンドの手数料は価値があるのか?

手数料 リターン(手数料控除後)
高いファンド 11.8%
平均的ファンド 11.1%
低いファンド 6.4%

(参考:Bloomberg

「確立されたマルチストラテジー運用会社は強力なブランドを持ち、最高の人材を採用できるとともに多くのデータを購入しインフラストラクチャーに投資する力もある」と、バークレイズの戦略コンサルティング米責任者、ロアーク・スターラー氏が解説。「コストを投資家に転嫁するため運用会社にとっても利益だが、高い料金を払ってもなおリターンが大きいので投資家にとっても問題はない」と指摘した。

引用:Bloomberg

つまり、コストが高いほど良い人材を集めることができ、高いリターンを出す体制を整えることができるためとしています。

ヘッジファンドの手数料は高額なため、額面だけを見て運用先の選択肢から外す方も少なくありません。

しかし、なぜ手数料が高く設定されているのかを事前に理解をすることで、ヘッジファンドの手数料設定がいかに効率的かを理解することは可能です。

手数料が高いからといってヘッジファンドを諦めるのではなく、手数料が高い理由までしっかりと確認した上で選択肢から外す・外さないを決めても損は無いでしょう。

要注意|ポンジスキーム詐欺には気を付けましょう!

ヘッジファンドは私募ファンドという特性上、情報開示に消極的です。

また出資している人も少ないため、知人からの口コミやネット上の情報などが情報収集のメインになってくるでしょう。

故に、その特性を利用して私募ファンドと謳い、詐欺、特に「ポンジスキーム詐欺」をはたらく業者も少なくありません。

ポンジスキームとは?

例えば「元本保証で月利3%」「元本保証で年利30%」などと謳って投資家にほとんどリスクを負わせずに高いリターンを約束し、投資をさせます。

後から参加した投資家から集めたお金で、先に参加した投資家にリターンを発生させる投資詐欺のことです。

ポンジスキームとは

出資者が集まらなくなるとポンジスキームは破綻し、破綻するタイミングで会社は蒸発。

会社運営者は行方不明になり、全資金を持ち逃げされるのです。

ヘッジファンドは最低投資額や手数料も高額です。

ご自身の資産を守るためにも詐欺の手口について理解をし、最終的な運用先を見極めていく必要があります。

ちなみに当ブログでは、BMキャピタルがポンジスキームなのかを含め、BMキャピタルについての実態について記載した記事もありますので、是非確認してみてください!

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まとめ

本記事ではBMキャピタルの実質利回りについて解説していきました。

BMキャピタルのみならず、ヘッジファンドの手数料額面はかなり高額なため、選択肢から外す方も少なくありません。

しかし、手数料が高いという理由だけで選択肢から外すのはとどめていただきたいのが正直な感想です。

先ほどのバークレイズの調査結果もそうですが、インターネットやSNSではBMキャピタルを含むヘッジファンドについてさまざまな資料や意見を見ることができます。

しっかり調査した上で、気になる点や説明が必要な部分があればファンドに直接確認し、最終的に運用をする・しないをじっくり検討すると良いでしょう。

BMキャピタルはお問合せ・資料請求・面談が無料ですので、是非お気軽にお問合せしてみてください。
BMキャピタル公式サイトから問い合わせる

また当ブログ記事では、以下のような記事もありますので、是非参考にしてみてくださいね。

BMキャピタルの手数料について、投資信託と比較して詳しく解説した記事

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佐々木達也
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