【千葉銀行】退職金運用におすすめのプランとは?定期預金や投資信託を紹介

ちばぎんの愛称で親しまれる千葉銀行。

地銀のなかでもトップクラスの規模、認知度を誇ります。

今回はそんな千葉銀行で退職金の運用を検討している方に、本サイト管理人の佐々木達也(ささきたつや)が人気の高金利定期預金など、退職金のおすすめ運用プランをご紹介いたします。

>>退職金預け先ランキングはこちら

千葉銀行でおすすめの退職金運用プラン

千葉銀行が退職金運用のイチオシとしているのが、

  • 定期預金プラン
  • バランスプラン(定期預金+投資信託)

の2プランです。

この2つは通常の定期預金よりも金利が上乗せされており、有利な金利でお金を保管しておきたい人にもってこいと言えます。

その他にも、

  • 外貨預金
  • 投資信託
  • 保険

など、退職金の運用にぴったりな商品が揃っています。

まずは退職金の預け先として人気の定期預金について、気になる金利や条件などを確認してみましょう。

千葉銀行の退職金運用プラン:定期預金プラン

退職を機に資産運用について考え始める方も多いのではないでしょうか。

とは言え、資産運用の方法はたくさんありますから、退職してすぐに急ぎ足で運用方法を決断するのはおすすめしません。

特に退職金は金額が大きくなりやすいので、定期預金で安全に保管しつつじっくり運用先を検討してみてはいかかでしょうか?

メリット・元本保証で安全に運用できる
デメリット・ほとんど利息はつかず、運用効果が薄い

実は多くの銀行で、次々に取り扱い中止となっている退職者用に設定された特別金利の定期預金。

幸いなことに、千葉銀行ではまだ取り扱いがあるようです。

千葉銀行の退職金特別プランの定期預金は、以下の条件となっています。

定期預金プラン

(引用:千葉銀行 定期預金プラン

お決まりの3ヶ月もので、金利は年0.7%となっています。

預入れ金額は300万円~3000万円と制限がありますが、退職金を受け取るほとんどの方が該当する金額ではないでしょうか。

預入条件 退職金受取日または退職日から1年以内で、店頭で資産運用の相談および千葉銀行が定める所定の用紙の提出が必要
預入金額 1人300万円以上3,000万円以内1円単位
※退職金受取額にかかわらず3,000万円まで
期間 3ヶ月
金利 年0.7%
※税引き後 0.557795%
満期後の適用金利 満期日までに継続を停止する申し出がない場合、満期時に自動的に書き替え継続し、その時点での普通預金金利が適用
申込みに必要なもの 「退職所得の源泉徴収票」「退職金受取口座の通帳」等、1年以内に退職金を受け取った旨が確認できる資料

退職金受取額にかかわらず300万円以上3000万円以内ということは、退職金に加え、もともとあった資金を追加して預けられるということですね。

金利も悪くないですから、しばらく使う予定のない資金なども足して、3ヶ月間預けるのもおすすめです。

受取利息例

例えば1000万円預けた場合、3ヶ月間で受け取れる利息は17,260円。
ここから税金(20.315%)が引かれるため、約13,754円が実際に受け取れる利息となります。

退職金の初めの運用先としては、なかなか良い条件ではないでしょうか。

千葉銀行の退職金運用プラン:バランスプラン

千葉銀行では定期預金+投資信託もしくは、定期預金+外貨預金をセットにしたバランスプランの販売も行っており、この場合金利がぐんと跳ね上がります。

バランスプラン

(引用:千葉銀行 バランスプラン

こちらも3ヶ月限定ですが、金利は年5.0%と大盤振る舞いなプランとなっています。

預入れの条件について確認してみましょう。

預入条件 退職金受取日または退職日から1年以内の方
定期預金への預入金額 退職金受取額にかかわらず、投資信託・外貨預金の成約金額と同額まで。
投資信託の購入金額・外貨預金への預入金額 300万円相当額以上(スイスフラン預金は10万スイスフラン以上)
定期預金預入期間 3ヶ月
定期預金金利 年5.0%
※税引き後 3.98425%
満期後の適用金利 満期日までに継続を停止する申し出がない場合、満期時に自動的に書き替え継続し、その時点での普通預金金利が適用
申込みに必要なもの 「退職所得の源泉徴収票」「退職金受取口座の通帳」等、1年以内に退職金を受け取った旨が確認できる資料

それぞれのプランについても詳しく見ていきましょう。

投資信託+定期預金

まず投資信託のプランですが、対象となる投資信託は千葉銀行が定める株式投資信託。さらに300万円相当額以上購入する必要があります。

比較的値動きの少ない債券だけが組み入れられた公社債投資信託は除外され、投資対象に株式が組み入れられた投資信託のみとなります。

さらに実際に組み入れられる投資信託は店頭で確認する必要があり、残念ながらこちらでご紹介することはできません(インターネット上では公表されていませんでした)。

投資信託を選ぶ際は、手数料の高いものや、あまりにもリスクの高いもの等は避けられると良いでしょう。
※投資信託の選び方については、後ほど投資信託の章で解説いたします。

外貨預金+定期預金

バランスプランの対象となる外貨預金についてですが、こちらも千葉銀行店頭にて確認が必要です。

取扱い通貨は、

  • 米ドル
  • ユーロ
  • 豪ドル
  • NZドル
  • 英ポンド
  • スイスフラン

のいずれかとなりますが、安定的な運用を目指すのであれば米ドル・豪ドルあたりが妥当ではないでしょうか。

また、円貨からの預入れに限定されるため、すでに保有している外貨の振替えをする場合は、プランの対象外となってしまうようです。

円貨→外貨に換える際には為替手数料がかかるという点にも留意しましょう。

さて、高金利の定期預金も魅力的ではありますが、「3ヶ月とは言わず、一度預けたらしばらくそのままにしておきたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方には、外貨預金や投資信託、保険などのその他金融商品がおすすめでしょう。

まずは外貨預金の特徴や、メリット・デメリットについて解説いたします。

千葉銀行で退職金運用:外貨預金

周知の事実ですが、円で保管しておいても増えることはありませんよね。

外貨預金は円よりも高金利な通貨も多く、なにもしなくても外貨ベースでは増えていきやすいでしょう。

メリット・円預金に比べて金利が高い
・他通貨を保有することで分散投資の効果も
デメリット・為替の変動によっては元本損失の可能性がある

千葉銀行には、全6種の外貨預金の取り扱いがあります。

その中でも退職金の運用におすすめのプランを、いくつかピックアップしてご紹介いたします。

スーパー外貨定期預金

スーパー外貨定期預金は、期間と通貨が選べる一番ポピュラーなタイプの外貨定期預金です。

取り扱い通貨は、米ドル・ユーロ・ 英ポンド・スイスフラン・豪ドル・NZドルの全6種ですが、2年・3年・5年の比較的長い期間のものは、米ドルとユーロのみとなっています。

預入期間 1か月・3か月・6か月・1年 2年・3年・5年
預入方法 一括 一括
取扱通貨 米ドル・ユーロ・ 英ポンド・スイスフラン・豪ドル・NZドル 米ドル・ユーロ
預入金額 米ドル・ユーロ・豪ドルは100通貨単位以上、英ポンド・NZドルは1万通貨単位以上、スイスフランは10万スイスフラン以上 100通貨単位以上
利息の受取方法 満期時に一括で受取 1か月、3か月、6か月、1年のうち預入れ時に指定した周期で受取。利息は円貨もしくは外貨を選択

1年以内の比較的短い期間の外貨定期預金であれば、選べる通貨種類も多いです。

しかし、2年~5年のプランですと米ドルもしくはユーロのみとなります。

現時点での米ドル、および豪ドルの金利は以下の通りとなっています。

その他の通貨は、店頭にて確認が必要です。

米ドルスーパー外貨定期預金
豪ドルスーパー外貨定期預金

(引用:千葉銀行 金利一覧

残念ですが外貨預金は金利があまり良くありませんので、投資信託など別の商品の方が運用効果が高まりやすいでしょう。

千葉銀行で退職金運用:投資信託

投資信託は、運用初心者でも気軽に購入できる投資商品として人気があります。

メリット・好きなテーマを選べる
・運用はプロがおこなってくれる
・分散投資が可能
デメリット・元本損失の恐れがある

もちろん預金のように元本保証がない点については注意が必要ですが、高い運用効果が狙える可能性も高いです。

千葉銀行で購入できるおすすめの投資信託を紹介する前に、適切な投資信託の選び方について解説致します。

窓口ですすめられた商品を即決で購入せず、ポイントに沿った商品であるか確認してみてください。

投資信託を選ぶ際のポイント
  • 手数料が安い
  • 純資産額が低すぎない(50億円以上が理想)
  • 納得できる投資方針やリスクの取り方であるか

投資信託は、購入や解約時に支払う手数料と、保有期間中間接的に引かれる信託報酬(管理コスト)の2つの手数料がかかります。

せっかく運用成果が上げられても、コストが多く引かれてしまうと手元の利益は少なくなってしまいますよね。

そのため、特に中長期的に投資信託で運用する際は、信託報酬が安ければ安いほど運用パフォーマンスも上がりやすいでしょう。

購入手数料はなるべく0のもの(ノーロード投資信託)、信託報酬は1%以下のものを選べると良いでしょう。

さらに、投資信託の規模(純資産額)がなるべく大きいものを選ぶと安心です。

規模が小さすぎるものだと運用効率も下がり、最終的にはファンドが解散となってしまうリスクもあるからです。

最後に、投資信託を選ぶ上で最も大切なのが、ご自身で納得できる商品であるかどうかという点です。

手数料が低くても、安心できる規模やランキング上位のファンドであったとしても、その投資信託に期待が持てないようであれば買わないほうが良いと言えます。

投資対象などもしっかり確認し、納得できるものを購入しましょう。

では、千葉銀行で退職金の運用におすすめの投資信託を3つご紹介いたします。

おすすめの投資信託

ピックアップした投資信託はどれも、購入手数料がゼロのノーロード型投資信託です。

千葉銀行で販売されるノーロード型投資信託は豊富ではありませんが、購入しても良いだろうと思うものを選んでみました。

  • 日本株式
    SMT TOPIXインデックス・オープン
    (三井住友トラスト・アセットマネジメント)
  • 外国株式
    SMT グローバル株式インデックス
    (三井住友トラスト・アセットマネジメント)
  • バランス
    eMAXIS 最適化バランスシリーズ
    (三菱UFJ国際投信)

まずは投資対象を日本株式にしぼった投資信託からご紹介致します。

SMT TOPIXインデックス・オープン(三井住友トラスト・アセットマネジメント)

タイトルの通り、TOPIX(東証株価指数)に連動するように設定された投資信託です。

信託報酬は0.407%と、千葉銀行で販売される投資信託の中では最安水準となっています。

SMT グローバル株式インデックス(三井住友トラスト・アセットマネジメント)

こちらは日本を除く世界の主要国の株式を投資対象としています。

信託報酬は0.55%と、外国株式を対象とした投資信託の中では、比較的コストを抑えて運用できている投資信託と言えます。

eMAXIS 最適化バランスシリーズ(三菱UFJ国際投信)

日本を含む世界各国の株式、公社債、および不動産を対象とした投資信託です。

安全に運用する低リスクタイプ~高いリターンを狙う高リスク型まで、全5種の中から選択することができます。

それぞれ信託報酬は0.55%となっており、投資対象を絞らずに自分のリスク許容度にあった分散投資を叶えたい方におすすめです。

ノーロード型投資信託で、お気に召す投資信託が無かった方は、インターネット取引で手数料を抑えることもできます。

千葉銀行で投資信託を買うならインターネット取引がお得!

投資信託手数料10%キャッシュバック

(引用:千葉銀行 インターネットで投資信託

インターネットで投資信託を購入すると、申込手数料のうち10%がキャッシュバックされるそうです(キャッシュバック金額は、翌月口座へ入金)。

ノーロード投資信託(購入手数料が0の投資信託)を買い付ける場合は関係ありませんが、購入手数料がかかるものについてはインターネットで申し込みたいですね。

また、気に入った条件の投資信託でなおかつ300万円以上の買付け予定のものがあれば、定期預金とのセットプランを検討してみても良いかもしれませんね(※セットプランの対象となる投資信託は窓口で要確認)。

さて、退職金が減ってしまう可能性のある方法で資産運用するより、次世代へ確実に残したい意向が強い方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方に検討していただきたい保険商品ももちろん千葉銀行で取り扱われています。

千葉銀行で退職金運用:保険

退職金の受取りと同時に、万が一に備えた保険商品を検討される方も多いですよね。

保険のタイプによって、ご自身で使うのか、それとも大切なご家族に引き継ぐのか、目的が分かれます。

メリット・将来受け取る年金の仕組づくりができる
・病気や介護に備えることができる
・受取人を指定してお金をのこすことができる
デメリット・短期で解約すると払込み額を下回る可能性がある
・大きなリターンは見込めない

千葉銀行が取り扱う保険は、大きく分けて9つのタイプに分類することができます。

中でも、ご年齢(60~70歳を目安)や退職金という資金性質にそった保険を、4タイプご紹介いたします。

年金保険

退職すると、趣味などに使える時間が増える方がほとんどであると思います。

これと比例して、現役時代よりも使うお金の量が増えるという方も多いのではないでしょうか。

公的年金保険だけではなかなか賄いきれないという声も珍しくありませんよね。

とは言え退職金を切り崩して使っていくと底をつくのも時間の問題ではないでしょうか。

あると使ってしまうという方や、計画的に決まった金額だけ受け取りたいという方に年金保険の検討もおすすめでしょう。

運用しながら受け取ることができるので、退職金の寿命を伸ばす効果もあります。

一時払終身保険

こちらはご自身の万が一に備えて加入しておくタイプの保険です。

受取人をあらかじめ指名することができるので、相続で揉めることもありませんし、ご葬儀代に使用することもできます。

健康告知が必要なタイプと必要のないタイプの2タイプがあります。

医療・がん・認知症保険

いくら気をつけていても、病気やケガ、がん、認知症になる可能性はどなたにでもありますよね。

予定になかった出費のせいで、治療よりもお金の心配が大きくなってしまうことも。

元気なうちから安心して治療に専念できる備えをしておくことも、大切でしょう。

介護保険

国でも公的介護保険というものがありますが、それとは別に介護一時金や介護年金が受け取れる保険です。

要介護状態であると認定されると支払われるものや、要介護認定とは関係なく、保険会社独自の基準で給付をおこなうタイプもあります。

特に親世代の介護をして、大変だった経験をされた方がご家族の負担を減らすために加入するケースが高いと言えます。

保険は種類が多く、どれに加入すべきか分からないという方も多いのではないでしょうか。

千葉銀行では現在加入している保険の見直しや、無料の保険セミナーも行っていますのでぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

千葉銀行で退職金運用:まとめ

千葉銀行で退職金を運用するのにおすすめのラインナップをご紹介いたしました。

中止が相次ぐ退職金特別金利の定期預金も、千葉銀行では幸いなことに継続中です。

せっかくですから3ヶ月間預けてみて、その間に今後のライフプランに合わせた資産運用についてじっくり検討し、準備するのも良いでしょう。

>>退職金預け先ランキングはこちら

本記事内の情報は執筆時時点の情報となります。最新の情報は各銀行ホームページにてご確認頂くことをおすすめ致します。

平均年利10%超を継続!退職金運用・資産運用ならBMキャピタル

「退職金が入ったので資産運用をしてみたい」
「自分で投資するのは不安」
「実績のある会社やプロの投資家に運用を任せたい」

上記のような悩みを持っている人には、日本のヘッジファンド「BMキャピタル」がおすすめです。

BMキャピタルの特徴

  • 平均年間利回り10%超を10年以上継続
  • 2013年の運用開始からマイナス運用の年ゼロ
  • 直近6年で資産価値2倍

資料請求や運用の相談は無料。面談では営業トークとかもないので、まずは詳しい話を聞いてみて、それ後じっくり検討するのがおすすめです。

佐々木達也
最低投資額は1000万円〜ですが、1000万未満でもケースバイケースで投資できるみたいなので、まずは問い合わせてみてくださいね。

>>BMキャピタルの詳細はこちら